株式会社コランダム・システム・バイオロジー（東京都港区、代表取締役：大竹秀彦、以下、コランダム・システム・バイオロジー）は、新たにスキンヘルス分野への投資を行いました。マイクロバイオームの研究を通して健康創造を目指すシーケンシャル・スキン社（Sequential Skin Ltd.、　英国・シンガポール、 CEO：Oliver Worsley、以下、シーケンシャル社）に対して行われ、コランダム・システム・バイオロジーの初めての皮膚マイクロバイオーム分野への直接投資となります。

シーケンシャル社はすでにグローバル・ブランドの研究開発を支援しており、有力メーカーからマイクロバイオーム試験のリーダーとして認識されています。皮膚、頭皮、インティメートケア、オーラルケア製品用のマイクロバイオーム試験、処方提案、効能効果の実証などの支援を行っています。中でも、シーケンシャル社が提供する皮膚の試験ソリューションは評価が高く、研究計画、サンプル収集、試験から分析、製剤開発と認証のサポートに至るまで、完全なエンドツーエンドのプラットフォームを提供します。その一連の検査はシーケンシャル社内で独自に管理され、ヒトのみを対象とした臨床試験として行われます。結果として得られる科学的データは、消費者に最適な商品を開発するために多くのグローバル・スキンケア・ブランドで活用されています。

また、同社は定量的リアルタイムPCR（qPCR）と次世代シーケンス技術を使用して、個人の肌の健康を評価する包括的な消費者向け検査キットも市場に送り出し、すでに販売しています。このキットは、個々のスキンケアに最適な製品や有効成分について、ユーザーにパーソナライズされた提案を行うものです。

シーケンシャル社は2019年に、現CEOのオリバー・ウォーズリー博士と最高科学責任者のアルバート・ダシ (Albert Dashi) 博士によって設立されました。Enterprise SG、A*STAR、シンガポールゲノム研究所、IndieBio New York、SOSV、およびジョンソン＆ジョンソン・イノベーション社より支援を受けています。

企業向け： www.sequential.bio

コンシューマー向け： www.sequentialskin.com

コランダム・システム・バイオロジーの大竹秀彦取締役社長は次のように述べています。「シーケンシャル・スキン社は、皮膚マイクロバイオーム関連企業への初の直接投資となります。この会社は優れた事業推進力を持ち、質の高いマイクロバイオーム研究および遺伝学の科学を組み合わせながら、皮膚の健康に革命をもたらしています。 皮膚のトラブルを解決するための方法は、長らく変化がありませんでした。パーソナライズされたスキンケアのニーズが高まり続ける中、私たちの投資がこの会社の事業展開に勢いをもたらす原動力となることを願っています。」 コランダム・システム・バイオロジーは、マイクロバイオームの分野におけるイノベーション・ハブを目指しています。新規事業の開発、生体情報データベースやデータ解析プラットフォームの開発、研究開発を促進・迅速化するための助成金交付の3つの事業を柱とし、東京を拠点に活動しています。https://www.csb.co.jp/