第1の事業の柱は、生体のあらゆるデータを収集して解析するという、人のデータのプラットフォームを構築する事業。
この生体のデータを解析することで、人間の身体の複雑系を解き明かし、人間の健康につながる発明が生みだせると確信しています。
そのためにまずCSBは、人間のマルチオミクスデータを集めるプロジェクトに取り掛かり、AIをベースとしたシステム・バイオロジーの科学で解析を行う予定です。
第2の事業の柱はベンチャーキャピタルの事業。 ルクセンブルクでベンチャーキャピタルファンドを運用しています。
CSBは、フランスのSeventure Partnersのファンドに投資すると共に、彼らと事業開発に関して戦略的に連携しています。
また、単独でも世界中のマイクロバイオーム関連のスタートアップへの投資を実行していて、これまでにHolobioime、Axial Therapeutics、Concerto Bioscienceといった企業に投資しています。
第3の事業の柱は、研究開発助成の事業。
将来事業化が見込まれそうな研究テーマや技術を支援するために、大学や研究機関に研究資金を投資しています。
例えば、イスラエル・ワイツマン研究所のアトピー性皮膚炎の研究への支援や、沖縄科学技術大学院大学 (OIST)に、マルチオミクスの全自動解析システムを作るための研究への支援を実行しています。